見えない人と見える人が一緒に楽しめる、バリアフリー絵本です。 まっくらやみのあらしの夜、オオカミとヤギが繰り広げるハラハラドキドキの物語『あらしのよるに』の面白さを、点字と触図で再発見! 1994年の初版刊行以来、お芝居・映画・テレビアニメ・教科書・歌舞伎と、さまざまな形で多くの読者に親しまれてきた絵本『あらしのよるに』シリーズ。本書は、視覚障害のある人たちにもこのベスト&ロングセラー絵本を楽しんでほしいという意図で企画しました。 たんに親本に点字がついているだけではなく、見えない人も見える人も、この1冊でさまざまな読み方を楽しめます。オオカミとヤギのちがいや、あらしの風雨や雷の様子を、見て・触って・読んで・楽しめる工夫が随所になされています。
1948年東京都に生まれ。多摩美術大学卒業。 造形教育の指導、テレビ幼児番組のアイディアブレーンなどを経て、絵本・童話作家に。 絵本・童話創作に加え、戯曲やコミックの原作・小説など広く活躍中。著書は600冊を超える。
1948年北海道に生まれ。1972年から25年間、旭川市の旭山動物園に勤務。自然や生きものに対する知識と愛情に裏打ちされた作品は、自由闊達な線と色の魅力、大らかなユーモアによって多くの読者に愛されている。
あらしのよるに スペシャル
ごちそうがいっぱい
メイは なんにも こわくない
ひとりぼっちのガブ
まんげつのよるに
ふぶきのあした
どしゃぶりのひに
きりのなかで
くものきれまに
あるはれたひに