プルートピア 原子力村が生みだす悲劇の連鎖

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プルートピア 原子力村が生みだす悲劇の連鎖
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内容紹介

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目次

  • はじめに    
  • 第1部 アメリカ西部の核最前線――閉ざされた空間
  • 1 ミスター・マサイアス、ワシントン州に行く 
  • 2 逃げ去る労働力    
  • 3 “ハンフォードの奇跡”という嘘
  • 4 先住民とマサイアス
  • 5 プラトニウムがつくった街    
  • 6 放射線にさらされる女性たち      
  • 7 危険すぎたマンハッタン計画
  • 8 食物連鎖    
  • 9 ハエ、マウス、そして人間    
  • 第2部 ソ連の労働者階級の原子力
  • 10 発禁処分
  • 11 グラークと爆弾    
  • 12 青銅器時代の原子力  
  • 13 機密保持    
  • 14 ベリヤの来訪  
  • 15 義務のための報告    
  • 16 惨禍の帝国    
  • 17 永続的な戦争経済を追う“いい男たち”   
  • 18 スターリンのロケット・エンジン
  • 19 リッチランドの独裁者    
  • 20 近隣の人々    
  • 21 ウォッカ社会 
  • 第3部 プラトニウムの惨事
  • 22 危機管理をする 
  • 23 傷つきながら歩く  
  • 24 二度の検視   
  • 25 ワルーク丘陵地
  • 26 テカ川の静かな流れ
  • 27 再入植    
  • 28 免責地帯   
  • 29 社会主義的消費者の共和国  
  • 30 開かれた社会の使い道   
  • 31 キシュチムの爆発、一九五七年
  • 32 汚染された村に生きる
  • 33 私的な部分 
  • 34 地図にない特別な街
  • 第4部 プルトニウムのカーテンを取り去る    
  • 35 プルトニウムをポートフォリオの株式に
  • 36 帰ってきたチェルノブイリ
  • 37 一九八四年    
  • 38 見捨てられた人々   
  • 39 甲状腺不全    
  • 40 非公式な代弁者 
  • 41 核の情報公開   
  • 42 すべての王の「家臣」
  • 43 未来

製品情報

製品名 プルートピア 原子力村が生みだす悲劇の連鎖
著者名 著:ケイト・ブラウン 訳:高山 祥子
発売日 2016年07月29日
価格 定価:3,300円(本体3,000円)
ISBN 978-4-06-219999-5
判型 四六変型
ページ数 514ページ

著者紹介

著:ケイト・ブラウン(ケイト・ブラウン)

メリーランド州立大学の歴史学の教授。
2005年に『A Biography of No Place: From Ethnic Borderland to Soviet Heartland』を発表。ポーランド人、ドイツ人、ユダヤ人、ウクライナ人、ロシア人が混在して住んでいたロシアとポーランドの国境地帯の、1925年から30年間の変遷を描き、優れた歴史書に贈られるアメリカ歴史学協会ジョージ・ルイス・ビア賞を受賞した。
2009年グッゲンハイム助成金を受ける。
〈タイムズ・リテラリー・サプルメント〉〈アメリカン・ヒストリカル・レビュー〉〈クロニクル・オブ・ハイヤー・エデュケーション〉〈ハーパーズ・マガジン・オンライン〉に寄稿。

訳:高山 祥子(タカヤマ ショウコ)

1960年、東京都に生まれ。成城大学文芸学部ヨーロッパ文化学科卒業。訳書に、ジェフリー『M16秘録』(筑摩書房)、ウィルソン『フェア・ゲーム』(ブックマン社)、スコットライン『偽装証人』(扶桑社)、モラン『わたしはCIA諜報員だった』(集英社)などがある。