内容紹介
関ヶ原の合戦から十年。天下統一を成し遂げた豊臣秀吉は既に亡く、しかし大坂の陣を前にして、世は徳川と豊臣との最後の決戦の時を迎えようとしていた。
かつて豊臣方の小西家に仕えていた彦九郎は、朱印船による南洋貿易を営む商人となっていたが、シャムの都アユタヤの拠点から行方知れずとなった盟友を探すため、自ら海を渡る。当時の南洋には、海賊船が出没し、大筒を積んだオランダやポルトガルの船が跋扈していたが、彦九郎がそこで見たものとは──。歴史海洋冒険小説の大作。
製品情報
製品名 | 太閤の巨いなる遺命 |
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著者名 | 著:岩井 三四二 |
発売日 | 2015年07月16日 |
価格 | 定価 : 本体1,800円(税別) |
ISBN | 978-4-06-219636-9 |
判型 | 四六変型 |
ページ数 | 360ページ |
電子版製品名 | 太閤の巨いなる遺命 |
初出 | 本書は小説現代2015年1月号から4月号に連載された「銀の海に浮かぶ城」に加筆し、改題したものです。 |