1個の受精卵から生まれた個性豊かな細胞たちが生命を支えるためにくりひろげる壮大なドラマ。
とっつきにくい科学のテーマを、絵本仕立てでわかりやすく解説する「ブルーバックス読み物シリーズ」の第11弾。科学に興味をもちはじめる中学生から、もっと科学のことを知りたいんだけどなと考えている文系的な大人のための入門書。
1ミリの100分の1の細胞に秘められた極小の宇宙(ミクロコスモス)
私たちの身体を形作っている200種類もの細胞が、発生の段階で行き先を決められ、任務を全うすることで、私たちは安心して毎日の生活を送ることができるのです。細胞同士がどうコミュニケーションをし、栄養をどう取り込んだり、病原菌の侵入を防いでいるのか……。細胞たちの健気な姿から生命の「静と動」の仕組みを浮き彫りにします。
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