泡をたたき割る人魚は

文芸
アワヲタタキワルニンギョハ
  • 電子あり
泡をたたき割る人魚は
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内容紹介

ワニが這いつくばったような形のその島は、右半分は観光や漁業で栄え、左半分は沼地が広がり寂れていた。薫は左半分に住み、栄養飲料ピタニィの配達をしている。配達がてら、絵描きの瀬戸の家や魚屋の村井の店に立ち寄っては世間話をしている。左半分は水資源が豊富なので、どこの庭にも泉があった。
ある日、願いを叶えてくれるという今川焼き屋の老女のもとへ行き、「魚になりたい」ことを告げる。老女は薫の脚と、配達に使っていた原チャリと引き換えに、薫を人魚にしてくれた。
うれしくて瀬戸や村井の家の泉を泳ぎまわる薫。海にもぐって島の右半分に顔を出した薫に、新しい出逢いが待っていた。
第55回群像新人文学賞優秀作。

製品情報

製品名 泡をたたき割る人魚は
著者名 著:片瀬 チヲル
発売日 2012年07月05日
価格 定価 : 本体1,300円(税別)
ISBN 978-4-06-217771-9
判型 四六
ページ数 140ページ
電子版製品名 泡をたたき割る人魚は
初出 『群像』2012年6月号

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