秋田さんの卵

文芸
アキタサンノタマゴ
  • 電子あり
秋田さんの卵
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内容紹介

生と死が通り過ぎる場所での、刹那的な情景がじわりと泌み入る物語

「心って、冷えるときに、まわりのものも一緒に吸い込むんだ。悲しいことのほうが、よくしみるでしょうに――」(by秋田さん)
K病院・内科病棟。日常というレールから外れ、暇を持て余す入院患者たち。そんな彼らのもっぱらの話題と言えば、ちょっぴり謎めいた熟女、今はもうない<付添婦>の秋田さんのこと……。

K病院のある病室に出入りする、健康的でどこか色っぽい熟女、<付添婦>の秋田さん(仮名)。謎の血尿で入院中の木戸俊二は、同室の仲間と、そんな彼女を巡る他愛もない噂話をするのが唯一の娯楽。しかし、実は俊二には、秋田さんとのとあるエピソードが、行き場をなくした記憶としてさまよっていたのだった――。そんな折、俊二は秋田さんから意外な用件を頼まれることになって……。

表題作ほか、旧友の遺した金で哀しみを買う旅に出る『ボギー、愛しているか』併録

製品情報

製品名 秋田さんの卵
著者名 著:伊藤たかみ
発売日 2012年03月08日
価格 定価 : 本体1,400円(税別)
ISBN 978-4-06-217426-8
判型 四六
ページ数 192ページ
電子版製品名 秋田さんの卵

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