マルチバース宇宙論入門 私たちはなぜ〈この宇宙〉にいるのか

星海社新書
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マルチバース宇宙論入門 私たちはなぜ〈この宇宙〉にいるのか
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内容紹介

現在は人類の長い宇宙探求の歴史の中でも特に面白い時期だ!
我々が生きる「この宇宙」は、物理法則も次元の数も異なる無数の「宇宙たち」の一つにすぎない……。宇宙論の最前線である〈マルチバース宇宙論〉が描く驚くべき宇宙像は、20世紀末から本格的に行われた宇宙膨張に関する詳細な観測と、超弦理論やインフレーション理論といった最新の理論物理学の進展から、自然な帰結として導き出された。その先進性から、かつては研究者の間ですら「哲学」であると揶揄されるものであったこの描像は、近年になって急速に受け入れられつつある。このマルチバース宇宙論の核心部分へと読者を誘うこと、それが本書の目標である。

目 次
まえがき

第1章「宇宙」って何?
我々の宇宙とは?
膨張する宇宙
若い宇宙は見えている!
より初期の宇宙(ビッグ・バン宇宙)
謎の物質ダークマター
物質が反物質より多い宇宙へ
ビッグ・バン宇宙に残された謎
ビッグ・バン以前の宇宙(インフレーション宇宙)
我々の住む宇宙の全貌

第2章 よくできすぎた宇宙
素粒子の不思議な構造
基本的構造にしてはあまりにも恣意的だ
真空のエネルギーと宇宙の加速的膨張
大いなる謎

第3章 「マルチバース」―無数の異なる宇宙たち
ワインバーグの洞察
超弦理論と量子重力の問題
余剰次元が沢山の種類の宇宙を予言する!
永久インフレーションと無数に生成される宇宙
ユニバースからマルチバースへ
泡宇宙なのに無限に大きい?
マルチバースと新たな時空の描像
我々の宇宙の将来

第4章 これは科学? ―観測との関係
よくある誤解
「人間原理」について
マルチバースと科学の方法論
マルチバースと観測
現代物理学の挑戦

第5章 さらなる発展 ―時空の概念を超えて
永久インフレーションと無限大
量子力学の不思議な世界
エヴェレットの多世界
ブラックホールの量子力学
量子的マルチバース
観測的な探索
さらに先へ
あとがき

製品情報

製品名 マルチバース宇宙論入門 私たちはなぜ〈この宇宙〉にいるのか
著者名 著:野村 泰紀
発売日 2017年07月26日
価格 定価 : 本体920円(税別)
ISBN 978-4-06-138616-7
判型 新書
ページ数 192ページ
シリーズ 星海社新書

著者紹介

著:野村 泰紀(ノムラ ヤスノリ)

理論物理学者
1974年神奈川県生まれ。カリフォルニア大学バークレー校教授、バークレー理論物理学センター所長。東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構主任研究員、ローレンス・バークレー国立研究所上席研究員を併任。主要な研究領域は素粒子物理学、量子重力理論、宇宙論。現在は主に、我々が「時空」と呼んでいたものは、実は量子力学的な情報から生じる「二次的な」ものにすぎないという新たな描像が、量子重力理論および宇宙論において持つ意味の研究に取り組む。米国フェルミ国立加速器研究所研究員、カリフォルニア大学バークレー校助教授、同准教授を経て現職。その他、マサチューセッツ工科大学客員教授、東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構特任教授等を歴任。

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