消費税のカラクリ

講談社現代新書
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消費税のカラクリ
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内容紹介

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目次

  • はじめに
  • 第一章 消費税増税不可避論をめぐって
  •  政権交代と増税論議/始まりは財界から/消費税は国税滞納額ワーストワン他
  • 第二章 消費税は中小・零細企業や独立自営業者を壊滅させる
  •  価格に転嫁できない中小・零細業者/「預かり金」のウソ他
  • 第三章 消費者が知らない消費税の仕組み
  •  「仕入れ税額控除」という仕組み/価格は力関係で決まる/輸出戻し税他
  • 第四章 消費税とワーキングプア
  •  自営業が滅べば失業率は倍増する/派遣に切り替えると合法的に節税できる消費税他
  • 第五章 消費税の歴史
  •  強行採決で可決、導入/富裕税廃止の代替財源としての大型間接税/細川政権と「国民福祉税」他
  • 第六章 消費税を上げるとどうなるか
  •  負担は低所得世帯と小規模業者を直撃/不公平税制をただせば税収は増やせる他

製品情報

製品名 消費税のカラクリ
著者名 著:斎藤 貴男
発売日 2010年07月16日
価格 定価:792円(本体720円)
ISBN 978-4-06-288059-6
通巻番号 2059
判型 新書
ページ数 224ページ
シリーズ 講談社現代新書

著者紹介

著:斎藤 貴男(サイトウ タカオ)

1958年東京生まれ。ジャーナリスト。早稲田大学商学部卒業。
英国バーミンガム大学大学院修了(国際学MA)。
「日本工業新聞」記者、「プレジデント」編集部、「週刊文春」記者などを経て独立。
主な著書に、『機会不平等』『梶原一騎伝』(文春文庫)、『ルポ改憲潮流』(岩波新書)、
『強いられる死~自殺者三万人超の実相』(角川学芸出版)、『いま、立ち上がる』(筑摩書房)、
『経済学は人間を幸せにできるのか』(平凡社)など多数がある。