孟子・老子・荘子・韓非子 東西の両碩学が迫る中国思想の真髄 読みやすい大文字版 孟子は仁義と愛敬を紐帯とする社会を理想としたと、社会思想史的方法でその思想を分析する小島。 老子は道の哲学を通し、宇宙の根源を説き、荘子は無用の用を主張し、絶対の境地は木鶏と考え、また、韓非子は天下の太平を望んで法家の学を大成したと、伝統的漢学の立場から老荘と韓非を語る宇野。 東西両碩学が中国古代思想の精髄に迫る。