天と地をつなぐ龍笛の物語 研ぎ澄まされた、かんのゆうこの文章世界。心揺れる白うさぎの表情を、東儀秀樹が繊細に描きわける……。雅楽の音色から生まれた珠玉の絵本・第2弾。 絵本の絵を描いている間は、夢中で、無心になれる。そんな至福の時を、再び得ることができた。――東儀秀樹 白うさぎは 龍のかなしみに そっと よりそうと ひんやりつめたい そのかたまりを 両手で やさしく だきしめました。――本文より