しりとり、なぞなぞ、早口ことば……初めてのあいうえおが楽しく学べる「ことば」遊びを満載! ひらがな表はもちろん、かたかなのアイウエオ表、濁音・半濁音表、アルファベット表も掲載しています。
・監修/沢井佳子さんからのメッセージ
ことばの発達は、おうちの方との愛情深いやりとりの上に成り立ちます。語りかけを受けとめ、声や動作で答えるという「やりとりのキャッチボール」は、会話のルールの基礎になります。(中略)
字の読み書きは急がないでください。絵本の絵と文字を見ながら、おうちの方とことばのやりとりを繰り返すうちに、3歳ごろになると、「文字のかたまり」を読みはじめます。たとえば、「あひる」は読めるけれども、「ひ」は読めないという段階があるのです。しかし「あ・ひ・る」のように、ことばを音節に分解できるようになると、ことばの音とひらがなの文字とを1対1に対応させて読めるようになり、「音を表す文字を書くこと」への関心が高まってくるでしょう。ことばの語頭と語末の音に注意する「しりとり」が楽しめるようになるのもこのころです。ひらがなやかたかなの五十音表は、いろいろな文字を一覧するための参考です。まずは、お子さまと一緒に、この本の豊富な絵を指差しながら、いきいきとした「ことばのやりとり遊び」を楽しんでください。(「監修者のことば」より抜粋)
・担当者のうちあけ話
幼児が初めて出会う「あいうえお」の本ということで、文字の書体から、内容まで慎重に検討を重ねて作りました。3歳児が楽しく遊びながら、言葉や文字に興味を持てるような内容を選んでいます。濁音・半濁音やアルファベットの表もついていて、小学校まで長く楽しんでいただける1冊になったと思います。タイトルは「3さいの本」となっていますが、2歳でも、4歳でも、「あいうえお」に関心を持ったり、街で出合う文字に興味を持ったりした時期に、ぜひ親子で楽しんでいただきたいと思います。(K)
【対象年齢:3歳から 親子遊び/あいうえお/ことば】
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