池が美しい白鳥に想いを寄せた。感動の絵本。 傷ついた羽をひとりで癒す白鳥に、小さな池は想いを寄せました。白鳥が飛び立ったその時……。 詩人・内田麟太郎と画家・伊勢英子のコンビによる初めての絵本です。 いけは なみだを にじませました。 でも、いけの ながす なみだは だれにも みえません。 みずも なみだも おなじように すきとおっていましたから。――(本文より)