行者に祟られ、座敷童子に守られているという古い屋敷に、 後継者選びのため親族一同が集められた。 この家では子どもは生まれても育たないという。 夕食時、後継ぎの資格をもつ者のお膳に毒が入れられる。 夜中に響く読経、子らを沼に誘う人魂。 相次ぐ怪異は祟りか因縁かそれとも──。 小野不由美の隠れた名作。
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