海神の娘 黄金の花嫁と滅びの曲

著:白川 紺子
定価:792円(本体720円)

世界の南のはずれ、蛇神の抜け殻から生まれた島々。
領主は「海神の娘」を娶り、加護を受けていた。

沙来の天才楽師・忌は海から聞こえる音色に心奪われ、
滅びの曲と知らずに奏でてしまう。

隣国・沙文と戦を重ねていた沙来は領主を失い、
「海神の娘」累が産んだ男児は「敵国・沙文の次の領主となる」と託宣を受ける。

自らの運命を知り、懸命に生きる若き領主と神の娘の婚姻譚。

海神の娘 黄金の花嫁と滅びの曲

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