はりねずみのルーチカ 精霊たちのすむところ
「はりねずみのルーチカ」シリーズ13冊目は、フェリエの森に住む”精霊”たちの物語です。
フェリエの森には、不思議な精霊がいっぱい。
トマトやキュウリ、トウモロコシを豊かに育ててくれる”コーンメイデン”、
七つの色をあつめて、にじをつくる”メネフネ”、
強い毒をもつ”マンドレイク”、
演奏がうまくなる手助けをしてくれる”アーニ”……、
ルーチカと精霊たちの春夏秋冬の物語。
ノッコは、健康にいいハーブや、病気によくきく薬草をみわけることがとくいな森の妖精です。ノッコのつくるハーブティーや煎じ薬をのむと、とても元気になるともっぱらの評判です。
ノッコはルーチカと桃胡との話にむちゅうになっているあいだに、いつしか森のおくふかくへとわけいってしまい、気づいたときには、みおぼえのない場所まではいりこんでしまい、ぶきみな姿の精霊マンドレイクにであいます。
強い毒をもつマンドレイクは、「みんな、おれのことをみると、毒をこわがってあわててにげていくんだよ」と悲しそうに言います。
ノッコは「あんたは役ただずなんかじゃないわ。つかいかたしだいってことね」というと、
マンドレイクは、うれしそうな声をあげました。
※この13冊目から、カラー挿絵が入り、ますます楽しい物語になっています!
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