地政学と冷戦で読み解く戦後世界史

著:玉置 悟
定価:1,980円(本体1,800円)

今日のウクライナ紛争も、アフガニスタンの混迷も、中東諸国の対立も、戦前の地政学上のグレートゲーム(ユーラシアを巡る欧米とロシアの闘い)および戦後のアメリカとソ連による「冷戦」の時代に、その原因がつくられたものだ。
欧米の歴史書、研究書から資料にいたるまで渉猟した研究家が平易な言葉で解説する、あまりにリアルな「冷戦の戦後世界史」。

なぜ世界各地で戦争や争いが続くのか
世界経済はなぜ不安定なのか
「アメリカVS.ロシア」の視点から迫る歴史
「地政学&冷戦」で国際関係の謎が解ける

すべては「米ソ対立=冷戦」から始まった

(本書のおもな内容)
●日本に原爆が投下された本当の理由
●マッキンダーの地政学”ハートランド論”
●「ロシアと欧米の闘い」は100年以上続いている
●東欧や中東はなぜ常に不安定なのか
●反共政策トルーマン・ドクトリン
●北朝鮮に50発もの核を落とそうとしたマッカーサー
●アイゼンハワー”軍産複合体”演説の謎
●朝鮮半島は米ソともに関心が薄かった
●金日成という駒を使ったスターリンの読み
●傀儡政権を使って諸外国を支配したアメリカ
●米ソ最大の代理戦争だったベトナム戦争
●アメリカとサウジアラビアの微妙な関係
●米ソ核軍縮交渉の激しい舞台裏
●中国の改革開放も冷戦の一部だった
●レーガン・ドクトリンと疲弊するソ連
●ゴルバチョフを指導者に推したサッチャー
●民主化の余波――東欧の覚醒と天安門事件
●ロシアがウクライナに侵攻した理由
●中国の台頭と軍事大国ロシアの復活――現代のグレートゲームへ ほか

地政学と冷戦で読み解く戦後世界史

書店によって取り扱いがない場合もございますので、あらかじめご了承ください。電子書籍での価格は紙の本と異なる場合がありますので、詳しくは各電子書店でご覧ください。

書店在庫を見る

オンライン書店で見る