近代日本文学とキリスト教・試論

キリスト教は、日本の近代文学にどのように関係しているのか? 芥川、堀辰雄、大岡昇平、宮澤賢治、中原中也、遠藤周作などを検証する。

【目次より】


芥川龍之介
宗教と文学とにおけるひとつの問題
吉本隆明の「マチウ書試論」をめぐって
叛逆の倫理
堀 辰雄
「芥川論」をめぐって
「菜穂子」をめぐって
遠藤周作の「堀辰雄論」をめぐって
中原 中也
「朝の歌」をめぐって
「冬の長門峡」をめぐって
大岡昇平の「中原中也論」をめぐって
II
感想
堀辰雄のこと
二つの作品の間で 「アルトナの幽閉者」と「海鳴りの底から」
宮沢賢治管見 「雨ニモマケズ」論争をめぐって
あとがき

近代日本文学とキリスト教・試論

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