絵画における南欧と北欧

イタリアを代表するレオナルド・ダ・ヴィンチを中心に、ネーデルランドの大画家ファン・アイク、レンブラントの作品批評を通じ、芸術における美とは何かを徹底的に追究した画期的な書。

目次
序に代えて 芸術を批評することの意味を問う
第一章 ファン・アイク
 一 ゲントの祭壇のファン・アイクの絵
 二 ヤン・ファン・アイク
 三 ファン・アイク兄弟の作風の成立
 四 画面の構成 細密な描写
 五 光と暗
 六 画家の問題
 七 ドゥヴォルシァックの見解
 八 絵の成立後の経過
第二章 レオナルドオ
 一 レオナルドオの生涯
 二 ヴェルロッキョオの「キリストの洗礼」
 三 ルウヴルの「受胎告知」
 四 東方の博士たちの礼拝
 五 サント・ジロラアモの懺悔
 六 岩の聖母
 七 聖アンナ、聖母、幼児
 八 ジネヴラ・ベンチ像
 九 旗の戦い
 一〇 嵐  世の終り
 一一 「洗礼者ヨハネ」
 一二 モナ・リザ
 一三 ミラアノの「最後の晩餐」
第三章 レムブラント
 一 レムブラントの初めを指導した二人の画家
 二 病人を治療するキリスト
 三 ラザロの蘇生
 四 夜警
 五 サムソンの婚礼
 六 サムソンの処刑
 七 バテシバ
 八 エマオの巡礼
 九 キリストの昇天
 一〇 聖骸を十字架より下ろす光景
 一一 木を伐る人の家
 一二 考える哲学者
 一三 アムステルダムの風景
 一四 「三本の木のある風最」、「洞窟と小川」
 一五 ハガルとイシュマエル
 一六 不孝な息子の帰宅
 一七 アブラハムの犠牲
 一八 黄金の冑を冠る人
 一九 建築家
 二〇 天使の霊感を受ける聖マタイ
 二一 ヘンドリッケの死
 二二 レムブラントの死
第四章 内藤湖南
第五章 絵画の優劣に関する問い

絵画における南欧と北欧

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