宮田光雄思想史論集別巻:ヨーロッパ思想史の旅
ヨーロッパ各地を旅したフィールド・ノートと歴史的考察を五部二五編に収める。
【目次より】
目次
I 最初の出会い
1 ドイツの大学と大学町
2 ドイツの教会生活
3 ピエティステンの村
4 ドイツ教会闘争の旅
5 バルト先生の印象 スイスの旅から
II 同時代史の観察
1 ベルリンの危機と命運
2 ナチズムの虚像と残像
3 歴史教育にみるナチズム
4 学生運動における反動と革新
5 平和運動を支えるもの
III 東欧圏の国家と宗教
1 社会主義社会と宗教 東ヨーロッパの旅から
2 プラーハの街角で ヤン・フスとカフカの町
3 もう一人のルカーチ 社会主義ハンガリーの《対話の精神》
4 マルティン・ルターの足跡 東ドイツの旅
5 東ドイツの歴史意識 ルター像の変遷
IV アウシュヴィッツで考えたこと
1 ヒトラー支配の爪跡 ナチ・ドイツとヤスクニ
2 ナチと闘った父母と教師と教会 ノルウェーヘの旅
3 カイ・ムンク デンマーク反ナチ抵抗の説教者
4 アウシュヴィッツで考えたこと
5 希望の根拠はどこに ディッケンシートの村で
V 新しい回想の旅から
1 オーバーアンマーガウのキリスト受難劇
2 夏草生い茂りて ヒトラー支配の夢の跡
3 バッハ巡礼行
4 ルター伝説のトポグラフィー
5 バルラッハとナチズム
あとがき 解説と解題に代えて
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