宮田光雄思想史論集7:同時代史論
1960年代から今日まで、総合雑誌、その他のために執筆した時評的論説の集成。たんなる状況批判にとどまらず、比較思想史的観点から原理的分析を試み、低きに流れる世の潮流に鋭く警鐘を鳴らす。
【目次より】
一九六〇年代
1 宗教政党と民主主義
2 現代日本の政治神話
3 デモクラシーの国民教育
4 現代デモクラシーの思想と行動
付論 制度を踏破する《長征》
一九七〇年代
5 良心的兵役拒否の思想
6 国家と宗教 ヤスクニ問題の思想的文脈
7 祖国のための死とは何か
一九八〇年代
8 いま日本人であること
9 新しい生き方を求めて
10 希望としての教育 若き教師たちへ
一九九〇年代
11 国家と宗教・再論 比較思想史の視点から
二〇〇〇年代
12 「日の丸・君が代」を考える 思想・良心・信教の自由の観点から
13 日本国憲法前文を読み直す
あとがき 解説と解題に代えて
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