花火の見えた家

人生論や哲学のみならず、山岳文学、画集、小説、翻訳など多岐にわたるジャンルで活躍した著者の、エッセイ集。
僕が生まれた時の家から、いま住んでいる家まで、一つ一つ書いて行った。--
現在、都心から離れて住んでいるが、僕はやっぱり東京が好きである。移り変わって行くけれど、古く懐かしい思い出が狭まい街角だの、橋の上に沢山見当る。

【目次】
僕の古い家
陽のあたる縁先
花火の見えた家
木洩れ日
たんぽぽの咲く芝生
古風な洋館
父を失った家
満点星
田舎ずまい
蛍のあかり
夏草の匂う頃
田園生活
都会に近く
僕の新しい家
雀の引越
泊り客
隣り
新しい秋
あとがき

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花火の見えた家

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