攫い鬼 怪談飯屋古狸
行方知れずの子供そして
古狸の主(あるじ)・亀八はどこに?
人と猫に優しい虎太が歩けば、幽霊と犬に当たる!?
『古道具屋 皆塵堂』の著者、人気シリーズ大団円!
怖がりなのに、困っている人は幽霊でも見過ごせない虎太ゆえ……
怪談を聞かせるか“怖い場所”に行くと無代(ただ)なる妖しい飯屋「古狸」。
そこに看板娘・お悌と好物の茄子を目当てに通う二十歳の若者・虎太。
「うちの子を捜して」と告げる女の幽霊が出る場所に泊まり込んだ虎太は、
「しんきち」という子供を捜すことになるが……。
そして九ヵ月前に家を出たお悌らの父・亀八はどこに? シリーズ完結!
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