強欲「奴隷国家」からの脱却 非正規労働時代をマルクスが読み解いたら

著:浜 矩子
定価:968円(本体880円)

強いものがより強く、大きいものがより大きく――。
アホノミクスはこの国を21世紀版「大日本帝国会社」という名の国策会社にしようとし、
その野望は完成しつつある。
庶民にあふれるあきらめと絶望に勇気を与え、安易なファッショに流されないための提言!

「いまは、主義なき資本の時代だ。筆者はそう考えている。
グローバル化し、著しく金融化した資本は、資本主義的生産様式の枠組みさえ
飛び出してしまって、野生化している。手のつけようがない暴力性を帯びるに
いたっている。そう思えてならない。今日の日本の問題は、この主義なき資本が
下心政治と出会ってしまっていることだ」
「主義なき資本と下心政治が出会う時、そこにヒトがモノ化し道具化し奴隷化する
暗黒世界が誕生してしまう」
(まえがきより抽出)

もはや近代経済学では危機の予見が不可能な暴走する新資本主義社会において、マルクスの視点を読み込み、アップデートすることで私たちがなすべき答えを導き出す野心作!!

強欲「奴隷国家」からの脱却 非正規労働時代をマルクスが読み解いたら

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