日和下駄 一名 東京散策記
「一名 東京散策記」の通り「江戸切図」を持った永井荷風が、
思いのまま東京の裏町を歩き、横道に入り市中を散策する。
「第一 日和下駄」「第二 淫祠」「第三 樹」「第四 地図」
「第五 寺」「第六 水 附 渡船」「第七 路地」「第八 閑地」
「第九 崖」「第十 坂」「第十一 夕陽 附 富士眺望」の十一の
章立てに、周囲を見る荷風の独特の視座が感じられる。
消えゆく東京の町を記し、江戸の往時を偲ぶ荷風随筆の名作。
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