伊藤博文演説集
「我国旗の中央に点ぜる赤き丸形は……昇る朝日の尊き徽章(きしょう)となり……文明諸国の間に伍して前方に且(か)つ上方に動かんとす」と明治四年サンフランシスコで日本の進む途を謳い上げた「日の丸演説」。文明国たらんと憲法制定・議会開設に奔走、政党政治のあるべき姿を説き、台湾・韓国統治の意義を語って国制を彫琢した政治家・伊藤の代表的演説三九篇を収録。(講談社学術文庫)
伊藤の日本建国の理念を、いまこそ読み直す。明治憲法を制定し、4度も総理大臣に就任した伊藤博文。彼は、いったいどのような構想で日本という国を作ろうとしたのか。折々の演説を再現し、肉声と思想に迫る。
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