図説 金枝篇(下)
長い探究の旅の果てに待つ<神殺し>と<森の王>の秘密
祭司はなぜ殺されたのか? 「金枝」とは? 民俗と信仰をめぐる膨大な実例から古代人の思考を探る
「死にゆく神」と「森の王」をめぐる探究はいよいよ佳境へ。古代ギリシアからケルト、中東、インド、南北アメリカなど、各地の自然崇拝と呪術を分析し、未開社会に残された信仰とタブーの実例から、人類の思考の起源へと遡る。その後の人文学と文芸に多くの示唆を与えた「民俗資料の宝庫」にして、数々の賞讃と批判をあびた「世紀の名著」のエッセンス。
※本書は、東京書籍より刊行されている『図説 金枝篇』(1994年)を原本とし、文庫化にあたり上・下巻に分冊したものです。
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