大阪商人

著:宮本 又次
定価:1,210円(本体1,100円)

密貿易を組織した毛剃九右衛門〔けづり八右衛門〕、独占的地位で巨利をあげた糸割符商人。江戸城出入りの特権商人尼崎屋は新田開発をし、寒天輸出を一手に担う。廻船により各地物産は、荷受問屋を通して、流通する。秘伝南蛮吹の精銅技術をもとに鉱山開発までした住友家。「天下の町人」となった呉服商。江戸の経済を牛耳っていた商都大阪の活況を描く。(講談社学術文庫)


天下の台所を支えた商人の類型と実相を描く。貿易商人・天竺徳衛門、呉服商・下村彦右衛門から江戸の実業家・住友家まで。大阪を舞台に活躍した代表的商人とその同業者、社会・風俗・経済の実相を活写する。

大阪商人

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