ヌードと愛国

著:池川 玲子
定価:1,100円(本体1,000円)

一九〇〇年代から一九七〇年代に創られた、「日本」をまとった七体のヌードの謎を解く。推理のポイントは、時代と創り手の動機。時系列で並んだヌードから浮かび上がる歴史とは? 極上ミステリーのような謎解き方式で、ヌードから近現代史を読み解いていく。(講談社現代新書)


一九〇〇年代から一九七〇年代に創られた、「日本」をまとった七体のヌードの謎を解く。
推理のポイントは、時代と創り手の動機。
時系列で並んだヌードから浮かび上がる歴史とは?
極上ミステリーのような謎解き方式で、ヌードから近現代史を読み解いていく。

<本書の主な内容>
第一章 デッサン館の秘密 
智恵子の「リアルすぎるヌード」伝説

第二章 Yの悲劇
「夢二式美人」はなぜ脱いだのか?

第三章 そして海女もいなくなった
日本宣伝映画に仕組まれたヌード

第四章 男には向かない?職業
満洲移民プロパガンダ映画と「乳房」

第五章 ミニスカどころじゃないポリス
占領と婦人警察官のヌード

第六章 智恵子少々
冷戦下の反米民族主義ヌード

第七章 資本の国のアリス
七〇年代パルコの「手ブラ」ポスター

ヌードと愛国

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