飛天のごとく 下・動乱の巻
皇室、関白家、それぞれの陰謀が渦巻く平安末期。 性別を偽ったまま藤原頼長は、男として朝廷の乱れた秩序を戻そうと奔走していた。 そんなある日、初恋の人佐藤義清が僧、西行となって現れ、頼長は懐かしさに心が揺れる。綾が頼長だと知った西行も恋い慕う気持ちに変わりがなかった。政治を捨て女として生きるよう、西行は頼長に言うのだが。 保元の乱へと進む世の中、愛する二人の行く末は!?
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