10分間の官能小説集
夢中になれる長さです。豪華作家の競宴、「10分で読める」短篇官能小説集。
四ヵ月の別居を経た夫婦が、極限まで妄想を膨らませてたどりついた夜を描いた「ひとつになるまでの時間」(石田衣良)。見目麗しい道場仲間が女だと疑った男が劣情を抑えきれず本人を問い詰めてしまう「刀と鞘」(睦月影郎)。小説現代に好評掲載された名手10人の手になる「10分で読める」短篇官能小説集。
石田衣良「ひとつになるまでの時間」 睦月影郎「刀と鞘」 小手鞠るい「シンプルな関係」 南綾子「シーラカンスの条件」 阿部牧郎「最後の夜」 あさのあつこ「てんにょどうらく」 三田完「鼈(すっぽん)」 岩井志麻子「隣家の女の窓が開いている」 前川麻子「ルヘリデの夜」 勝目梓「トゥエンティー・ミニッツ」
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