新装版 若き獅子
時代の変わり目に行き合った、才幹に富む、強烈な個性たち。
栄光を得るか、悲劇の人となるか……。
高杉晋作は、幼い頃から文武に秀で、鬼才と呼ばれた。「脱藩」しては主家に戻り、たちまちにゆるされた。これは異例のことである。いかに彼の才能が頼まれていたかがわかる(「若き獅子」より)。ほかに浅野内匠頭、葛飾北斎、明治の逆賊・小栗忠順(おぐりただまさ)など、時代を動かした英雄たちの激烈な人生を描く短編集。
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