ある豪農一家の近代 幕末・明治・大正を生きた杉田家

著:家近 良樹
定価:1,870円(本体1,700円)

幕末期、仁政イデオロギーのもと大庄屋として地域を指導していた仙十郎。彼はなぜ「万機公論」「四民平等」の新政府に期待し、そして失望したのか。自由民権運動に身を投じ、第一回衆議院選挙で国会議員となった定一を支えた杉田家の困窮。英学の修得に情熱を燃やし、新島襄・八重夫婦との交流を深めた鈴が体現する新しい女性像。従来の教科書的理解では、決してわからない日本の近代化の多面的な実相を描き出す。


越前一の豪農として知られた杉田家の父・仙十郎、息子・定一とその妻・鈴。
幕末期、仁政イデオロギーのもと大庄屋として地域を指導していた仙十郎。彼はなぜ「万機公論」「四民平等」の新政府に期待し、そして失望したのか。
自由民権運動に身を投じ、第一回衆議院選挙で国会議員となった定一を支えた杉田家の困窮。
英学の修得に情熱を燃やし、新島襄・八重夫婦との交流を深めた鈴が体現する新しい女性像。
従来の教科書的理解では、決してわからない日本の近代化の多面的な実相を描き出す。

ある豪農一家の近代 幕末・明治・大正を生きた杉田家

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