誓いの精神史 中世ヨーロッパの<ことば>と<こころ>
言われた言葉には魔が宿る。誓いに込められた中世人の世界観を読み解く。誓いの言葉はなぜ間違えてはいけないのか。なぜ文書よりも言葉が重視されたのか。決闘の勝ち負けによって真偽が定まり、目撃していなくても事件の証人になることができる、その根拠はどこにあるのか。西洋中世の特異な習俗から、中世人の「こころ」に迫る。(講談社選書メチエ)
言われた言葉には魔が宿る
誓いに込められた中世人の世界観を読み解く
誓いの言葉はなぜ間違えてはいけないのか。なぜ文書よりも言葉が重視されたのか。決闘の勝ち負けによって真偽が定まり、目撃していなくても事件の証人になることができる、その根拠はどこにあるのか。西洋中世の特異な習俗から、中世人の「こころ」に迫る。
[本書の内容]
●文字の文化と声の文化
●人を試す「誓い」
●言葉の呪縛力
●偽誓――意図はどこに?
●「誓い」と教会
●神の平和
●「誓い」からの脱却
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