決戦の島 吉岡清三郎貸腕帳

著:犬飼 六岐
定価:1,650円(本体1,500円)

剣豪・宮本武蔵と決闘をして有名な吉岡一門。その流れを汲む吉岡清三郎は、自分の腕を貸して活計にしている。こんどの客は、大垣藩江戸留守居役。四藩による対抗戦で、各藩が代表を一人ずつ出して戦うことになったのだ。仕合の場所は浦賀近くに浮かぶ小島。さて当日、待たされたあげくに、やっと現れたのは鎖鎌の男。伊賀流らしい。あとの二人の流派はまだわからない。そしていよいよ、巌流島ならぬ「四流島の決闘」がはじまった!


剣豪・宮本武蔵と決闘をして有名な吉岡一門。その流れを汲む吉岡清三郎は、自分の腕を貸してその利子を活計にする、変った商売をしている。こんどの客は、大垣藩江戸留守居役。四藩による対抗戦の話が持ち上がり、各藩が代表の選手を一人ずつ出して戦い、一席から四席まで順位をつけることになったのだ。仕合の場所は猿島。江戸湾入口、浦賀近くに浮かぶ小島だ。さて当日、武蔵にでもなったつもりか、なかなか敵が現れない。長く待たされたあげくに、やっと現れたのは鎖鎌の男。伊賀流らしい。あとの二人の流派はまだわからない。そしていよいよ、巌流島ならぬ「四流島の決闘」がはじまった!

決戦の島 吉岡清三郎貸腕帳

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