少年殺人者考

著:井口 時男
定価 : 本体2,800円(税別)

少年たちは、少年ゆえに、罪を犯した。少年たちは、なぜ人を殺したのか? 李珍宇、永山則夫、酒鬼薔薇聖斗、光市母子殺害事件犯・・・。戦後史に残る少年殺人事件、彼らの残した言葉に迫る傑作論考!


少年たちは、少年ゆえに、罪を犯した。
少年たちは、なぜ人を殺したのか?
李珍宇、永山則夫、酒鬼薔薇聖斗、光市母子殺害事件犯・・・。戦後史に残る少年殺人事件、彼らの残した言葉に迫る傑作論考!

本書のテーマは殺伐たるものだ。しかし、私は犯罪や殺人といった事件そのものに格別強い関心があるわけではない。私の関心を惹くのは、事件そのものというよりも、むしろ、事件を起こした少年たちの「表現」、とりわけ彼らの言葉である。(中略)
彼らの言葉は、たいていは、事件の重大性に比してあまりに幼稚で凡庸だったり、妄想めいて意味不明だったりする。けれども、時折、鋭く尖った一句が私の眼を撃つことがある。そこには、拳銃や刃物によって噴出させるしかなかった彼らの閉ざされた心が、その秘密の内奥を露頭させている。私は、彼らの言葉を手がかりに、彼らの隠された内奥のドラマを読み取ろうと試みたのである。――<「はじめに」より>

少年殺人者考

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