観音経法話(下)
自我を捨て柔く心を開くとき、ひとは初めて真実を見る。文明社会に病む人々に諄々と奈良・薬師寺の高田管長が語る、智慧と無我のほとけの心ーー「その姿を自在にかえ、よりあまねくより深い救済のために化現される観音さま──観音経の真髄、三十三化身・十九説法とは、無我と捨身の極みを示す。仏陀ののびやかに豊かな救いの願いがここに凝結した観音経こそ、最も身近な現代人の生の道標である。<上下巻>
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