火の河のほとりで

著:津島 佑子 解説:三浦 雅士
定価:1,367円(本体1,243円)

血の絆、性の葛藤の果てに、生の極致を望む女たちーー雪の日にひとりこどもを殺した! ……少女時代の悪夢が、姉妹に遠い影を投げかける。血の絆に惹かれるように、妹の夫と関係を結ぶ姉・牧。抜き差しならない深みに入り込んでいく二人に、気づこうとしない妹・百合。性の地獄にさらわれながら、ついに女たちは生の明るみへと突き抜けていく。長編700枚。

火の河のほとりで

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