ぼくらのサイテーの夏
小学校最後の夏休み――。ぼくを待っていたのは、「プールそうじの刑」とあいつだった!
笹生陽子のデビュー作!
『きのう、火星に行った。』も読めるよ!
ぼく、通称・桃井。6年生。「階段落ち」という危険なゲームをやった罰としてプールそうじをさせられることに。いっしょにそうじをするのは栗田。クールでどこか大人っぽいやつで、ちょっと気に入らない。ああ、ぼくの小学校最後の夏休みは「サイテー」になりそうな予感! 著者のデビュー作で、二人の少年のさわやかな夏を描いた表題作と、無気力少年の「本気」を探った第2作『きのう、火星に行った。』を収録。
第30回日本児童文学者協会新人賞 受賞
第26回児童文芸新人賞 受賞
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