夏目漱石・美術批評

著:夏目 漱石 解説:陰里 鉄郎 デザイン:亀倉 雄策 その他:アドファイブ
定価:528円(本体480円)

大正1年、夏目漱石は、文部省主催の官設美術展の会場を訪れ、批評「文展と芸術」を残した。それは、漱石の、まとまった形では唯一の、美術批評であって、風雲の時代を背景にして、美術史上、重要な証言であるとともに、諷刺と諧謔にあふれた叙述、作品への誠実な対応とによって、美術に親しむ恰好の案内役となっている。

夏目漱石・美術批評

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