一本の鉛

著:佐野 洋 解説:青木 雨彦 デザイン:亀倉 雄策 その他:森 秀雄
定価:374円(本体340円)

女ばかりが住むアパートの一室で、「デラ」のあかねが殺された。疑惑はあかねに思慕を寄せていた、学生・大田垣にかかる。彼の心証はすべてクロだった。だが、捜査の進展で意外な事実も浮かんでくる。事件を解く鍵は、1枚の宝くじと1本の鉛の新聞活字にあるというのだが……。どんでん返しの妙が冴える、鬼才の初期代表作。

一本の鉛

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