永い夜

著:立原 正秋 解説:武田 勝彦 装画:丹阿弥 丹波子 装丁:亀倉 雄策
定価:470円(本体427円)

官能の行きつく果てに横たわる、生の荒廃。生を支えるはずの性の力があまりにも大きく、逆に生を破壊してしまう可能性を秘めている。性の極限には死が存在する――。愛欲の深淵を通して滅びの歌をうたいあげる、立原正秋作品集。「渚通り」「狂い花」「曠野」「双頭の蛇」「永い夜」の短篇5篇を収録。

永い夜

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