ドリー、泳ぎつづけてごらん

訳:俵 万智 絵:グレース・リー 文:エイミー・ノベスキー
定価:本体1,500円(税別)

この本のタイトル、「泳ぎつづけてごらん」は、映画『ファインディング・ドリー』の物語の陰の柱でもあります。困難な状況に遭遇しても決してあきらめず泳ぎつづけること――というのは、ドリーの両親の教えでした。それは、忘れん坊のドリーが決して忘れていなかったことだったのです。文章は、歌人の俵万智さん。心に染み入ることばのひとつひとつが、グレース・リーさんの美しいイラストと一体化して、思わず「じん」ときます。


この絵本のキーワードは、タイトルのとおり「泳ぎ続けること」。
海では(人生では)さまざまな状況に遭遇するが、決してあきらめず泳ぎ(歩み)続けること――というのは、ドリーの両親の教えでした。
実はこのキーワード、前作「ファインディング・ニモ」にも何度か登場していて、困難な状況に陥ったとき、ドリーがこのキーワードを何気なく歌っていることにお気づきでしょうか。忘れん坊のドリーですが、幼いころ両親に教えられた大事なことはいつも頭の片隅にあって忘れていなかった、という物語の陰の柱が、この絵本のテーマとして描かれています。

文章は、歌人の俵万智さん。心に染み入るようなことばのひとつひとつが、グレース・リーさんの美しいイラストと一体化して、思わず「じん」ときます。

(C)Disney/Pixar

ドリー、泳ぎつづけてごらん

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