増加博士の事件簿
半分に千切られたトランプ、血染めの五芒星、握られた釣り餌、口の中の割れた茶碗、鼻の穴に突っ込まれた指……凶悪事件現場に遺されたあまりに不可解なダイイング・メッセージ。その真相に巨漢の名探偵・増加博士と痩身の羽鳥警部の凸凹コンビが挑む! 不可能犯罪、トリック、ユーモア、そしてウンチクがたっぷりと詰まった“頭脳刺激”系ミステリー誕生!
半分に千切られたトランプ、血染めの五芒星、手に握られた釣り餌、口の中の割れた茶碗、鼻の穴に突っ込まれた指……凶悪事件現場に遺されたあまりに不可解なダイイング・メッセージ。その真相に巨漢の名探偵・増加博士と痩身の羽鳥警部の凸凹コンビが挑む!
不可能犯罪、トリック、ユーモア、そしてウンチクがたっぷりと詰まった“頭脳刺激”系ミステリー誕生!
<著者の言葉>
普段、長編推理小説を書くことが多い私ですが、パズル雑誌の依頼に応えるため、ショート・ショート・ミステリーを書きました。といっても、〈本格〉から離れることができず、トリックやダイイング・メッセージ満載の短編集となりました。登場するのは、講談社文庫『増加博士と目減卿』でお馴染みの、フェル博士ならぬ増加博士です。----二階堂黎人
※この製品は、品切重版未定となっております。