内容紹介
目次
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プロローグ 天の河へ行った男 語り継がれる張騫
第一章 張騫登場の背景
匈奴の馬蹄に戦く漢王朝
耳よりな情報と武帝の経略
奇特な応募者張騫――出身と時代風潮
第二章 第一次張騫出使―経過と成果
拘留十年、節を通す
はじめて飲んだ葡萄酒――パミールを越えて
13年目の帰国と報告
第三章 第二次張騫出使――経過と成果
不倒翁の面目
烏孫内属
広がる波紋・張騫効果
第四章 人跡たえぬ流砂の道
葡萄・珍宝そして音楽――西域から漢へ
汗血馬来る――李広利の大宛遠征
絹の威光と穿井法――漢から西域へ
第五章 張騫につづくもの――西域経営の功労者
烏孫の「女王」解憂公主
最初の西域都護――鄭吉
虎穴に入らずんば虎子を得ず――西域に殉じた班超
エピローグ 墓前に思う
解 説 井上文則(早稲田大学教授)
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