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それが神サマ!?

しゃん、しゃん、しゃららん、しゃん--。
神社のひとり娘、上埜颯月はこのところ、毎朝どこか遠くから響いてくる軽やかな鈴の音を耳にしていた。
その日、なぜかむしょうに鈴の音の正体をたしかめたくなった颯月は、本殿に入り、音の聞こえる箱に手をかけようとして棚から落としてしまう。
壊れた箱の中から出てきたのは、黄金色の古びた鈴! と、その瞬間、背後に背の高い知らない男の人が立っていて……。