「すこしの努力で「できる子」をつくる」既刊・関連作品一覧

すこしの努力で「できる子」をつくる

楽な子育てが、うまい子育てです
あせらず、しかし確実に一番適切な時期に必要な教育をしましょう。生物学、脳科学、進化論、科学論そして自らの経験を結集して、最強の子育て術を探りました。

臨界期について理解することが、子育て成功のカギです
脳に対して「どういう時期にどういうインプットを与えたらうまくいくのか」ということはかなり決まっています。大人になってからでも十分間に合う、ということもあるし、子どものある一時期までにしかうまく習得できないものもある。この「時期」のことを専門用語で「critical period」、日本語で「臨界期」と言います。この臨界期を越えると、その能力の習得はとても難しくなるんです。だから、一番いい時期に一番いい刺激を与えてやることがとても大事です。そういうこともあって、「なるべく手抜きを」と言いたいんです。あんまり一生懸命にやらないで、それでまっとうな子どもが育てられれば、それが一番いいわけですからね。