「吉岡清三郎貸腕帳」既刊・関連作品一覧

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吉岡清三郎貸腕帳

「二」という数字とお人好しが大嫌いだ
依頼人の無理難題を腕一本で解決する。京流の剣の達人にして、ただひたすらに不機嫌な男、吉岡清三郎の破天荒な生き様を、期待の新鋭が描く痛快時代小説!

雇われるのは我慢ならねえ。
1日いくらで仕事をすれば、雇われるのと同じこと。だから清三郎の取る金は、賃料ではない。金貸しと同じやり方で、金の代わりに腕を貸し、かかった日数に対する利息を取る。ときに1日1両、ときに20両。楽な稼業と思いきや、貸腕屋に来る客ときたら、腹に一物抱えているせいか、いやに愛想がよかったり、間抜けなほど尊大だったり。清三郎の不機嫌は、さらに深くなっていく――。