著者はロシア生まれの哲学者。もともとはマルキストだったが、ロシア革命を機に転向し、フランスに亡命した。共産主義国家は、キリスト教の邪教集団に通じるとして、共産主義を「邪教」扱いしたことでも知られる。後に、「歴史哲学」を提唱し、進歩主義批判を展開した。また。人民主権、国民主権も、主権者が義務を果たしていないとして、否定をした。 【目次】 第一章 階級闘争 一つの事実 マルクスによるこの闘争の理論 第二章 マルクス学説の批判 社会と階級 階級観の価値論的性格 第三章 階級闘争に関するキリスト教的評価 人間の人格に対するキリスト教的態度 第四章 現実的自由と形式的自由 人間、公民、生産者 自由と強制 第五章 貴族、ブルジョア、労働者 第六章 教会と新しき社会現実 人間と階級 精神問題としての社会問題 ソヴエト哲学の《一般線》 解説(訳者)
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空の構造 「中論」の論理
立川 武蔵
キリスト教古典叢書14:ローマの信徒への手紙注解
ペトロ・ネメシェギ,上智大学神学部,小高 毅,オリゲネス
出雲神話
松前 健,三浦 佑之
信仰の伴侶
久山 康,斎藤 勇,福田 正俊,小塩 力,関根 正雄,北森 嘉蔵,佐古 純一郎
説教集 イエスは主なり
丹羽 清治
きょうだい児 ドタバタ サバイバル戦記 カルト宗教にハマった毒親と障害を持つ弟に翻弄された私の40年にわたる闘いの記録
平岡 葵
西田幾多郎先生の生涯と思想
高坂 正顕
インド正統派哲学思想の始源
佐保田 鶴治
プライド2 捜査手法
濱 嘉之
謎とき 世界の宗教・神話
古市 憲寿
実存論的神学と倫理
野呂 芳男
日本キリスト教文献目録(明治期)
国際基督教大学アジア文化研究委員会
1874~1948年。ロシアの哲学者。専門は、神秘主義的な文化・歴史研究。著書に、『ドストイェフスキイの世界観』『歴史の意味』『近代世界に於ける人間の運命』『マルクス主義と宗教』『ドストイェーフスキイの世界観』『マルクス主義と宗教』『現代の終末』『愛と実存 霊の国とカイザルの国』『孤独と愛と社会』『現代の終末』『キリスト教と階級闘争』『ドストイェフスキイの世界観』『新しい時代の転機に立ちて 現代世界の危機とロシアの使命』『現代における人間の運命』『現代の終末』『真理とは何か 真理と啓示』『ドストエフスキーの世界観』『ロシヤ思想史』『ドストエフスキーの世界観』『ロシヤ思想史』『孤独と愛と社会』『霊的終末論』『ドストイェフスキイの世界観』『歴史の意味』『ドストエフスキーの世界観』などがある。
1908~1991年。共立女子大学教授。訳書に、ベルジャーエフ『歴史の意味』、パピーニ『生けるダンテ』など。