西太后に侍して 紫禁城の二年間

講談社学術文庫
セイタイコウニジシテシキンジョウノニネンカン
著:徳齢 訳:太田 七郎 訳:田中 克己 解説:加藤 徹
  • 電子あり
西太后に侍して 紫禁城の二年間
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内容紹介

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目次

  • 訳者序文
  • 第一章 序の巻
  • 第二章 宮中にて
  • 第三章 宮中の芝居
  • 第四章 西太后との午餐
  • 第五章 西太后の覲見
  • 第六章 西太后に侍して
  • 第七章 宮廷の事ども
  • 第八章 宮眷たち
  • 第九章 光緒皇帝
  • 第十章 皇后様
  • 第十一章 私どもの服装
  • 第十二章 西太后とコンガー夫人
  • 第十三章 西太后の画像
  • 第十四章 光緒皇帝の万寿節
  • 第十五章 中秋節
  • 第十六章 万寿山の離宮
  • 第十七章 召見の間
  • 第十八章 新年の行事
  • 第十九章 海の離宮
  • 第二十章 結びの巻
  • 解 説  (加藤徹)

製品情報

製品名 西太后に侍して 紫禁城の二年間
著者名 著:徳齢 訳:太田 七郎 訳:田中 克己 解説:加藤 徹
発売日 2023年02月09日
価格 定価:1,518円(本体1,380円)
ISBN 978-4-06-530816-5
通巻番号 2759
判型 A6
ページ数 416ページ
シリーズ 講談社学術文庫
初出 本書の原本初版は、『西太后に侍して』の書名で、1942年、生活社より中国文学叢書の一冊として刊行されました。その後、1997年に、同書名で研文社より再刊されました。

著者紹介

著:徳齢(トクレイ)

Der Ling 1881年、中国・武昌生まれ。本名は裕徳齢。父・裕庚は駐日公使、駐仏公使を歴任。幼少から父の任地を転々とし、1903年パリから帰国後に西太后に女官兼通訳として仕える。1905年、父の死後に宮廷を辞し1911年に初の著作である本書Two Years in the Forbidden Cityを上海で出版。日中戦争中は米国で中国支援活動を行う。1944年、交通事故により死去。他の著書に『西太后秘話』『西太后汽車に乗る』などがある。

訳:太田 七郎(オオタ シチロウ)

1906年、茨城県生まれ。早稲田大学英文科卒業後、冨山房を経て外務省に奉じ、北京駐在。中国劇を研究する。詩人で早大教授の日夏耿之介に師事。日夏は「博覧強記、小説劇作の東西に渉るものを好んで読み、最も英語に長じ、漢文も巧み」と評した。蔵書家で、英国の古書肆より購入したコレクションは早大教授たちも及ばなかったという。1943年に死去。他の訳書にマコーレー『二人の印度侵略者』。

訳:田中 克己(タナカ カツミ)

1911年、大阪府生まれ。東京帝国大学東洋史学科卒。詩人、東洋史学者。保田与重郎らと『コギト』創刊。堀辰雄の推挙で詩誌『四季』同人。1941年、詩文集『楊貴妃とクレオパトラ』で北村透谷文学賞。1945年応召、河北省で終戦。戦後は東洋大学を経て、成城大学教授。1992年に死去。作品に詩集『大陸遠望』『田中克己詩集』、著書に『李太白』『李白』『杜甫伝』『中国后妃伝』など。共著に『大世界史4大唐の春』。

解説:加藤 徹(カトウ トオル)

1963年生まれ。明治大学法学部教授。専攻は中国文学。主な著書に『京劇――「政治の国」の俳優群像』(中央公論新社)、『西太后――大清帝国最後の光芒』(中公新書)、『貝と羊の中国人』(新潮新書)、『漢文力』(中公文庫)など。

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