問題としての神(長崎純心レクチャーズ04) 経験・存在・神

創文社オンデマンド叢書
モンダイトシテノカミナガサキジュンシンレクチャーズ04 ケイケンソンザイカミ
  • 電子のみ
問題としての神(長崎純心レクチャーズ04) 経験・存在・神
自分メモ
気になった本やコミックの情報を自分に送れます

内容紹介

+ もっとみる

目次

  • 「長崎純心レクチャーズ」について  片岡千鶴子
  • まえがき
  • 目次
  • 第一日 経験と神
  • はじめに 神は「問題」となりうるか
  • 哲学と神
  • 現代思想と神
  • 「反哲学」
  • 「少数派」の見解?
  • 「経験」と「存在」
  • 神を問題とすることへの異論
  • 「神について考える暇はない」
  • スコラ学的「討論」
  • 異論
  • 「反対異論」
  • 「神の死」
  • 「神の死」は自明のことであるか
  • 哲学と神学の分離?
  • 「神の死」をひきおこしたもの
  • 近代は人間を解放したのか?
  • 「経験」の意味
  • 「存在」の意味
  • 経験と「経験主義」
  • 経験の「経験的」理解
  • 「開かれた」経験
  • 質疑応答
  • 第二日 神と存在
  • 「存在」の捉えにくさ
  • 経験は神の探求を排除しない
  • 神の探求と存在論
  • 「否定神学」
  • 「神秘主義」
  • 「不可知」と「測り尽くしえない」
  • 「人間中心主義」
  • 「存在」をめぐる通念的理解
  • 「存在忘却」
  • 「存在」にたいする問い
  • 「存在」への問いと「人間的」思考
  • 「西洋的」思考?
  • 人間の認識における「神的」要素
  • 神的創造の視点
  • 形而上学と偶像礼拝
  • 「存在の類比」の問題
  • 「存在」と「愛」 ペルソナの存在論
  • 質疑応答
  • 第三日 理性と信仰
  • はじめに 理性と信仰の問題
  • 自由 真理 信仰
  • 「哲学者の神」
  • パスカルと「哲学者の神」
  • デカルトと「哲学者の神」
  • パスカルにおける理性と信仰
  • 理性と信仰 総合の試みとその破綻
  • トマスにおける理性と信仰の総合
  • 「学」としての神学の問題
  • 「存在」の神と「愛」の神
  • 『神学大全』の構造
  • 近代における理性と信仰との分離
  • 回勅「信仰と理性」
  • 神を「問題」にすることは可能か
  • 神を「問題」にすることは人間にとってふさわしいことか
  • 「神のかたどり」としての人間
  • 質疑応答
  • 資料
  • 第一日
  • 第二日
  • 第三日
  • あとがき

製品情報

製品名 問題としての神(長崎純心レクチャーズ04) 経験・存在・神
著者名 著:稲垣 良典

著者紹介

著:稲垣 良典(イナガキ ヨシノリ)

1928年生まれ。東京大学文学部卒業。アメリカ・カトリック大学大学院哲学研究科にてPh.D.を取得。文学博士(東京大学)。九州大学名誉教授。専門は中世スコラ哲学。『神学大全』翻訳で第67回毎日出版文化賞、『トマス・アクィナスの神学』および『トマス・アクィナス 「存在」の形而上学』で第27回和辻哲郎文化賞をそれぞれ受賞。

オンライン書店で見る